ロンドン五輪第13日の8日、レスリング女子48キロ級の小原日登美(自衛隊)が、五輪初出場で金メダルを獲得した。2004年アテネ五輪で女子レスリングが正式種目となって以来、日本勢の同階級での金メダルは初。
 小原は初戦となった2回戦でフォール勝ちしたのコーチ 財布を皮切りに準決勝まで安定した戦いぶりで勝ち抜くと、決勝では北京五輪銅メダリストのマリア?スタドニク(アゼルバイジャン)を、3ピリオドまで及ぶ接戦の末に降し、悲願の金メダルをつかんだ。
 小原は、00年の世界選手権51キロ級で優勝したのを皮切りに6度の優勝を飾り、08年コーチに一度は現役を 引退。しかし、家族の勧めで10年5月に48キロ級で現役復帰。その後、世界選手権の48キロ級を2度制し、昨年末の全日本選手権女子48キロ級で初戦の 2回戦から準決勝まですべてフォール勝ちするなど圧倒的な強さを見せて優勝し、ロンドン五輪への出場権を手にした。
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 今大会の日本勢の金メダルは柔道女子57キロ級の松本薫(フォーリーフジャパン)、体操男子個人総合の内村航平(コナミ)に続き、合計3個となった。

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